「旅行用のスーツケースを買いたいけど、どうやって選んだらいいのだろう。」「大きさや値段もピンからキリまであって悩む」という方も多いのではないでしょうか。今回はスーツケースを選ぶ際に重視したいポイントを紹介します!たくさんのスーツケースの中から自分に合った1つを選んで行きましょう!
1. スーツケースを選ぶ際のポイント

スーツケースを選ぶときのポイントはサイズ・素材・ジョイント部分(継ぎ目)・キャスター・開き方の5つです。デザインはとても大切なポイントですが、快適に使うためには機能性が最も重要です。この5つのポイントを軸に選んでいき、お気に入りのデザインを見つけることができたら、後悔することはないでしょう!
〈スーツケースを選ぶポイント5つ〉
・サイズ
・素材
・ジョイント部分(継ぎ目)
・キャスター
・開き方
2. ポイント別で選ぶ
・サイズで選ぶ

最初に決めるのはサイズです!大きく分けて「SサイズからLLサイズ」までありますが、何泊分ほどの荷物を入れるかによってスーツケースのサイズが決まります。大は小を兼ねるからといって大きすぎるスーツケースを使用すると、収納物が中でぐらぐらして破損に繋がる可能性があります。そのため、荷物の量に合ったサイズのスーツケースを選びましょう!泊数とスーツケースの容量を下の表で確認してみてください!下の表はあくまで一人分の目安ですが、荷物が多くなりがちな方や帰りにお土産を入れたい方は少し大きめを選ぶことをおすすめします!
〈泊数とスーツケースの容量の目安〉
サイズ | 泊数 | 容量の目安 |
Sサイズ | 1泊〜3泊 | 〜39L |
Mサイズ | 3泊〜5泊 | 40〜69L |
Lサイズ | 1週間前後 | 70〜89L |
LLサイズ | 10泊以上 | 90L〜 |
機内持ち込みサイズ

航空会社によって多少の差はありますが、一般的に三辺(縦・横・幅)の合計が115cm以内が機内持ち込み可能サイズです。機内持ち込みは荷物を預け入れる必要がないため、時間を削減することができ、荷物が少ないときはとても便利です!
無料預け入れサイズ

基本的に三辺(縦・横・幅)の合計が158cm以下であれば無料で預け入れができます!MサイズからLサイズのスーツケースが無料預け入れサイズにあたります。日本航空(JAL)は203cmまで、スカイマークは230cmまで可能など、航空会社によって違います。あらかじめ利用する航空会社公式サイトでチェックしておきましょう!
特大サイズ
無料預け入れサイズ以上のサイズが特大サイズです!10泊以上(LLサイズ)のスーツケースが特大サイズになることが多いです。このスーツケースは無料で預け入れすることができないため、追加料金を支払って預け入れしなければなりません。
・素材で選ぶ

スーツケースの素材は「ハードケース」と「ソフトケース」に分けられます。ハードケースはアルミやプラスチックなど「固い素材」で、ソフトケースは名前の通り、ナイロンなど「柔らかい素材」で作られています。
ハードケース
ハードケースは硬い素材で固いでできていることから、収納物を衝撃から守ることができます。さらに水が浸透しないので、雨の日にも安心して使うことができます。しかし、ソフトケースより重く、持ち運びしにくいというデメリットがあります。海外旅行などの天候や環境が予測できないときにおすすめです!
持ち運びのしやすさより、耐久性、防水性を重視したい方におすすめ!
ソフトケース
ソフトケースは収納物の衝撃や水に弱い反面、軽量で持ち運びが気軽にできます。しかし、最近は撥水加工されたソフトケースも増えており、使いやすくなってきています。ソフトケースはちょっとした国内旅行や出張時におすすめです!
耐久性より持ち運びやすさを重視したい方におすすめ!
・ジョイント部分(継ぎ目)で選ぶ

ジョイント部分(継ぎ目)には「フレームタイプ」と「ファスナータイプ」があります。ソフトケースのほとんどがファスナータイプです。また、フレームケースでも前ポケットなどがついているタイプにはファスナーが使われていることが多い印象です。
フレームタイプ
フレームタイプは開閉部分が金属製のフレームでできているタイプです。ファスナータイプに比べ、密閉度が高く、防水性があります。しかし、柔軟性がなく、荷物を無理に押し込むと破損に繋がる危険性があります。
防水性が欲しい方におすすめ!
ファスナータイプ
ファスナータイプは開閉部分がファスナーでできているタイプです。フレームタイプより強度が低いイメージがある方もいるかもしれませんが、頑丈なファスナーを使用しているスーツケースは、強度も十分にあるので安心して大丈夫かと思います!また、ファスナータイプは柔軟性があり、少し荷物が増えても収納できます。しかし、ファスナーの間から水が浸透するため、防水性には優れていません。
旅行中、荷物が増えがちだから、柔軟性が欲しい方におすすめ!
・キャスターで選ぶ

キャスターには「2輪キャスター」と「4輪キャスター」があります。特にキャスターは破損しやすいので、ご購入時に交換用キャスターが販売されているかなどチェックしておくと良いかと思います!
2輪キャスター
2輪のスーツケースは車輪のサイズが大きいものが多く、石畳などのガタガタな道でも比較的走行しやすいという特徴があります。また、ボディからキャスターが飛び出ていないので、飛び出ている4輪キャスターより破損しにくく、長期に渡って使用できます。
移動のしやすさより、破損のしにくさを重視したい方におすすめ!
4輪キャスター
街でもよく見かける4輪キャスターは、大型サイズのスーツケースに多く見られるタイプです。押して運んだり、向きを変えて運んだりすることができるので、持ち運びには便利です。しかし、電車の中や坂道では勝手に進んでしまうので、注意しましょう!ストッパー機能がついているものもあるので、チェックしてみてもよいかもしれません。
小回りや持ち運びやすさを重視したい方におすすめ!
・開き方で選ぶ

開き方には「両開きタイプ」と「片開きタイプ」があります。収納の仕方によって好みが異なるので、自分はドリラのタイプかチェックしてみてください!
両開きタイプ
両開きタイプは荷物を2つに分けて収納できるため、整理整頓がしやすく、小物を入れておくのに便利なポケットも充実しています。家族で一緒に荷物を入れたい方や整理整頓が苦手な方にはおすすめです!しかし、片開きタイプより開く際に場所が必要になるため、荷物の取り出しがしにくいという特徴があります。
1つのスーツケースをシェアしたい方や整理整頓が苦手な方におすすめ!
片開きタイプ
片開きタイプはビジネスホテルなどの狭い場所でも容易に開くことができます。しかし、両開きタイプに比べ、内ポケットが少なく整理整頓はしにくいという特徴があります。
ビジネスホテルなどの狭い場所でも簡単に開閉したい方におすすめ!
3. よい旅を

今回はスーツケースを選ぶ際に重視したいポイントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
スーツケースは長年使用するもの!だからこそ気に入ったものを選びたいですよね!今回紹介してきた5つのポイントを軸にスーツケースを探せばお気に入りの1つが見つかると思います!自分にぴったりのスーツケースとよい旅を楽しんできてくださいね!